デスバレー国立公園、行き方と訪れる前に知っておきたいこと

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「死の谷」の名にふさわしい気候の厳しい土地です。夏は50度を超える気温と極度の乾燥状態になるので冬場が観光シーズンです。公園内は見渡す限り何にもなくとてつもなく広大な場所で、かつ静寂の土地です。全米の国立公園では最大の面積(約13,158km2)を誇っています。そして海抜下86mという土地もあり「Hottest, Driest, Lowest」な国立公園です。2013年1月に1泊2日で訪れました。

公園の情報は公式ページで最新情報をチェックして下さい。

水は十分すぎるほど持ち込んでください。携帯電話は全く役に立ちません。何かしらのトラブルがあっても助けを呼ぶことすら叶いませんので、車の整備、食料・水の準備、気候に対する対策は入念に。

何もないことが魅力な国立公園

このデスバレーの大地に立ったときに感じたのは、物理的に何もないということではなく、人がいる、もっと大袈裟にいうと何かしらの生き物がいる雰囲気、色々な事が起こり時間が流れているという雰囲気、それをあらわす様々な音、、、そういうものさえなんだかすっぽりと抜けてしまっている「すべてが無」の場所だということ。この感覚だけは未だにどの国立公園を訪れても得られていません。

自分一人が世界にポツンといて、自分の存在ってちっぽけだなぁ、ちっぽけだけど確かに生きてるんだよな、という何だかそんなことを認識させられる場所でした。

記事を書くにあたりいろいろデスバレーのことを調べてみましたが、ここを訪れると人生観や世界観が変わる場所と紹介されているのも納得です。

なんにもない。。。

場所、行き方

自家用車、レンタカー、ツアーで行くことができます。車ではロサンゼルスからは4時間、ラスベガスからは3時間ほどでいけます。

ラスベガスから行くときは途中、UFOで有名な「エリア51」を通過します。「Area 51 Alien Travel Center」という怪しげな色の建物が道沿いにあります。レストラン&コンビニですのでちゃんと買い物できましたしトイレも借りることができました。

国立公園への入場料は車一台$20で7日間有効です。他の国立公園と違ってゲートがないので道端に立ってるポストでチケットを購入します。

天気(気温、降水量)

夏は灼熱地獄。1913年7月10日に記録した気温56.7℃が地球上で観測された史上最高気温となっています。記事を書いている今日も最高気温46度!天気予報も連日40度超です。恐いものみたさで行ってみたいものの、あまりに凄過ぎて周辺に近づいたことはありません。(気温よりも遮るものが全くない直射日光が怖すぎます。。。)

冬は昼間の気温が20度くらいであり温かいのですが、日陰は寒く、そして夜はマイナス2、3度となり冷え込みます。

年間平均降水量は50mmですので雨はほぼ降らないと思われます。年間降水量ゼロ(1年を通して一度も雨がふらなかった)を記録したこともあります。

宿泊、ホテル

ファーニス・クリーク・リゾート (Furnace Creek Resort)

国立公園内にあるリゾートでゴルフ場(ほぼ砂漠なのでどこにコースがあるのか不明)もあります。

施設は同じ敷地内(砂漠なので境目がわかりません・・・)にあるというよりも点在していますので、訪れるときはご注意を。ふたつのタイプの宿泊施設を提供しています。

The Inn:高めのリゾートホテルです。昼食に利用しました。

The Ranch:お手頃な価格のモーテルタイプの宿です。冬季は$110〜130で泊まれます。

The Inn での食事

キャンプ場

ファーニスクリークにはキャンプ場もあります。一泊$12〜18です。予約はオンラインでできます。

1月にキャンプ目的で訪れましたが、とてつもなく寒いので重装備でいかれることをお勧めします。マイナス3度とそれほど気温は大したことなかったのですが、風が強くて大変でした。

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