カナディアン・ロッキー、世界一美しい「モレーン湖」には早朝に訪れるべし

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前回紹介したルイーズ湖の近くにあるのが、世界一美しい湖とも言われるモレーン湖(Lake Moraine)、カナダ紙幣にも描かれたその湖はレイク・ルイーズとは全く異なる美しさがありました。

レイク・ルイーズ「カナディアン・ロッキーの宝石」の素晴らしい景色
カナディアン・ロッキーのハイライトといっても言い過ぎではないレイク・ルイーズ(ルイーズ湖)。カナディアンロッキーの宝石と呼ばれるのも納得の風景です。 訪れたのは、2015年8月13日、15日の2回。季節、天気、時間帯で異なる顔を見せてくれる...

ベストシーズン、行き方

訪問のベストシーズンは夏場になります。冬季は湖に至る道路は閉鎖され、5月下旬から6月にオープンします。まだまだ湖は凍っているので完全に溶けて青色の湖面が見られるようになるのは7月頃からのようです。

モレーン湖は公共交通機関はないので、レンタカーかツアーを手配するしかないでしょう。やはり、カナデイアン・ロッキーを周るのはレンタカーが一番です。

雨模様の湖

1回目の訪問は、2015年8月15日でした。昼間、完全な雨模様で湖には霧がかかりほとんど何も見えない状態でした。そんな天気でも湖には観光客の姿は多く、レンジャーが野生生物の生体について解説していたりしてました。

Moraine Lake on rain

雨だと雲がかかってしまい山々が見えません

やはり、早朝に訪れるべき!

2回目の訪問は、2015年8月17日でした。旅の最終日の早朝、日の出時間に訪れました。モレーン湖までの途中の山道は完全に霞がかっていました。湖にも霧がかかっておりこの日もダメかと思ったのですが、日が昇るにつれて霞が徐々に晴れ、姿を現した湖とその湖面に映る山々は絶景としか言いようがありませんでした。

朝5時頃にバンフを出て1時間30分ほどの運転で到着しましたが、苦労した甲斐はありました。このモレーン湖、早朝のツアーが多く提供されているように絶対早朝がおすすめです。

カメラを趣味にしている方は夜明け前から絶好のポジションで挑みましょう。Google画像検索やFlickrでも多くの素晴らしい写真が見つかるように有名なスポットですので、カナディアンロッキーの旅の中で本気装備のカメラマンが一番多かった場所です。

このモレーン湖は2つの絶景ポイントがあります。

1つ目はロック・パイル・トレイルの終点の展望台。駐車場から往復3km、所要時間50分ほどの簡単なトレイルです。トレイルの途中からはテンプル山(Mt. Temple)も綺麗に望めます。ここに行かずしてモレーン湖は語れません

P8174312.jpg

トレイルの途中で徐々に霧が晴れて日が射し込んでくる

Mountian from a trail, Lake Moraine

トレイルの途中から望むテンプル山

Lake Moraine

展望台からの眺めは奇跡としか言いようがない

Moraine Lake

少し撮り方を変えるだけで全く異なる

絶景ポイントの2つ目はMoraine Lake Lodgeの先にあるボート乗り場付近。湖面が間近に見られ、停泊しているボートがアクセントになります。

Moraine Lake

静かな湖面とボート乗り場

カナデイアン・ロッキーを訪れたなら絶対に行っておきたいところです。

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