ついに LUMIX G9 PRO 発表!LUMIX GX8 と比較、乗り換えはアリか?

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海外では先行して発表されていたパナソニックのミラーレスカメラ「LUMIX G9 PRO」が日本でも2017年11月16日に発表されました。PROの名前は日本向けだけにつけられた名前で今までのLUMIX Gシリーズからは格上であることを強調しているようです。

さて、「LUMIX GX8」を2年以上常用していますが、今回の「LUMIX G9 PRO」は乗り換えるに値するのか?その辺りを比較していきたいと思います。

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2018年1月24日、手に入れました!

G9 PRO と GX8 を比較

多くのサイトやウェブでは今回の「LUMIX G9 PRO」は「LUMIX GH5」と比較されています。静止画重視のG9、動画重視のGH5、ボディのサイズは同じくらいですから比較しやすいと思います。

しかし、静止画重視なLUMIX使いとしては「LUMIX GX8」との比較が気になるところ。探したところフォトスクさんの記事が非常にわかりやすかったです。

「LUMIX DC-G9」と「LUMIX DMC-GX8」の違い - フォトスク
「LUMIX DC-G9」と「LUMIX DMC-GX8」の違いの記事について掲載しています。「LUMIX DC-G9」と「LUMIX DMC-GX8」の違いを比較しました。

「LUMIX GX8」発売からまだ2年程度しか経っていないにもかかわらず、これほど進化するとは思っていなかったというのが率直な感想です。私の気になる進化のポイントを紹介します。

大きさ、重さ

出展:Camera Size – http://j.mp/2yMrlvJ

「LUMIX GX8」より一回り大きく、重いです。「LUMIX GH3」を使用していた頃の感覚と同じになりそうです。それでも静止画用途としてのフルサイズ機と比較すると圧倒的にコンパクトです。

撮影素子

「LUMIX G9 PRO」と「LUMIX GX8」では、カメラ有効画素数が微妙に異なっていますのでセンサーの違いがあり、「LUMIX GH5」と同じセンサーが搭載されていると考えられます。ヴィーナスエンジンの進化もあるので現時点での最高画質と言えそうです。

「LUMIX G9 PRO」では、LUMIXでは初めて AR(Anti Reflection)コーティングなるものがセンサー表面に搭載されており、フレアやゴースト、余分な反射を抑制してくれそうです。また、ローパスフィルターがなくなったことにより、より解像感が得られそうです。

いかにも静止画向けの進化です。

連写性能

「LUMIX G9 PRO」では、メカシャッター、電子シャッター共に性能は向上しており、特に電子シャッター時のAF追従連写が 6/秒 から 20/秒 と大幅に向上。さらにローリングシャッター歪みも抑えられているとのことです。また、連続撮影可能なコマ数も大幅に増えています(RAW 30 枚から 60 枚へ)。

小さい子供のような予測できない動きモノの撮影には強力な助けになります。

シャッタースピード

「LUMIX G9 PRO」では、電子シャッター時で最高1/32000秒に対応しているので、より明るい場所で絞りを絞った状態での撮影ができるようになります。

オートフォーカス

「LUMIX G9 PRO」では、ピントが合うまでの時間(合焦速度)もよくなり、何よりも測距点が 49 点から 225 点に大幅に増えています。これはより細かく狙った対象にピントを合わせることができることを意味しているので期待できます。ピンポイントフォーカスを多様している私にとってはありがたいことです。

また、「LUMIX G9 PRO」では、顔・瞳を認識したAFに加えて、人体認識機能にAIを搭載し、後ろ姿、横向きの人体を捉えることが可能!!これは非常に期待できます。子供の運動会のシチュエーションで大勢の人の中から我が子だけを常に追ってくれるのであれば最高!

手ブレ補正

「LUMIX G9 PRO」では、凄まじい進化を遂げています。ライバルの「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」を凌駕する「6.5段5軸ボディ内手ブレ補正」を搭載しています。ちょっと信じがたいスペックです。

暗所での手持ち撮影やオールドレンズをつけて楽しむこともできそうです。

動画機能

動画機能はあまり利用しないのですが、「LUMIX G9 PRO」では、4K 60pの撮影に対応しており十分。撮影時間の制限があるのですが、ジングル的な動画を複数撮影することが多いので制限があっても構わないですね。

6K PHOTO

4K PHOTO便利ではあるのですが、どうしても画素数の少なさが気になっていました。「LUMIX G9 PRO」では、6K PHOTO(1800万画素相当)となり、より使う機会が増えそうです。

ハイレゾリューション撮影

「LUMIX G9 PRO」では、8枚の画像を合成して超解像度な 80MP RAW撮影が可能。状況を選ぶものの風景撮影には強力な武器になりそうです。「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」にも同等の機能があり、そのために乗り換えを検討したほどなので非常に楽しみ。

AFポイントスコープ機能

「LUMIX G9 PRO」では、狙った被写体にフォーカスを合わせると、ピントが合った部分を拡大表示できる機能が搭載されます。

地味ですが非常に嬉しい機能。現在「LUMIX GX8」では同じことを実現するために、AFでピントを合わせた後、MFでわざと調整することでピント部を拡大させて確認や微調整をしています。わざわざそんなことをする必要がなくなりますね。

Bluetooth接続

これまでは WiFi 接続しかなかったため常時接続は電池の消耗具合から不可能でしたが、「LUMIX G9 PRO」では、低電力で通信可能なBluetoothが搭載されました。これでGPSデータ記録のためにスマホと常時接続するといった使い方が可能かも知れません。遠隔操作もよりバッテリーを気にせずに利用できそうです。

本当はGPS機能を搭載してほしいんですけどね・・・。

USB充電と給電

「LUMIX G9 PRO」はUSB充電及び給電に対応しています。電源を供給しながら撮影できるのは非常に強み。長時間の定点撮影では圧倒的なアドバンテージになります。

20000mAh位の容量のモバイルバッテリーを接続すれば、カメラ搭載バッテリー「DMW-BLF19(1860mAh)」を10個以上の電池容量を稼げます。

下記のようなバッテリーが使えるのは嬉しいですね。

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まとめ

「LUMIX G9 PRO」は、静止画撮影重視のプロモデルの名に恥じないスペックです。もう少し時間が経つと実際のレビューが揃ってくるのでそちらも見ながら購入判断をしていこうと思います。

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