高性能万能ズーム、オリンパス「M.ZUIKO 12-100mm F4.0 IS PRO」購入から2週間の使用レビュー、作例多数

2016年11月末日に手に入れた「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」で暇を見つけては写真を撮っています。おおよそ2週間ほど経ちましたので、今感じていることをレビューします。

ファースト・インプレッション記事はこちら。

写真の印象について

数百枚ほど撮影しましたが、できあがりの写真のイメージは「RAW現像時にシャープネス不要の解像感」「かなり濃い色ノリ」「硬く重厚」という印象です。これまでメインで使用していきた「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8」や他の単焦点レンズはこのレンズと比べると柔らかい感じであったので、明らかに性格が異なります。人物をアップで撮ると、産毛やら毛穴やらがガンガンに写ってしまうので、現像時にノイズ軽減してあげないとダメなくらいです。

RAW画像を現像していた時に気がついたのですが、何もない空のはずなのに等倍で見ると微粒子が写り、全体がザラついてしまっているような感じでした(特定の写真だけですが)。レンズ表面の埃を拾っているのか、大気中の埃を拾っているのか・・・。試行錯誤がまだ必要です。

「LUMIX GX8」の「フォトスタイル」は「スタンダード」を補正なしで利用してきましたが、調整が必要かもしれません。シャープネス−2、ノイズリダクション+1、彩度-1、あたりの設定で試してみるつもりです。

今までのカメラの設定に手を入れないといけない程にクッキリ写ります。恐ろしい解像度です。。。

赤色が濃厚な写り – ISO200 29mm f/8.0 1/200s

暗所での表現も良い – ISO200 12mm f/8.0 1/30s

望遠、毛並みまでクッキリ – ISO200 80mm f/5.6 1/400s

太陽をいれても粘れる – ISO200 12mm f/16 1/30s

夕方から夜景の作例は記事の後半に続きます。

持ち運びにはやや難ありか?

「LUMIX GX8」に「12-100mm」を装着した場合、レンズの長さが本体よりも大きくなります。なので、カメラを手に持って運ぶときにはカメラ本体ではなくレンズを握ってしまうことになります。また「LUMIX GX8」にはPeak Design の「キャプチャー・プロ・カメラクリップ」を装着しているためストラップもつけていません。落下の危険性があるので「ハンドストラップ」をつけることを検討中です。

LUMIX GX8 と一緒に利用すると手振れ補正やフォーカス操作はどうなる?

「12−100mm」を装着している時「LUMIX GX8」の本体メニューにある「手振れ補正」メニューはグレーアウトして操作できなくなります。したがって、手振れ補正機能のON/OFFはレンズ本体にあるスイッチでのみ操作することになります。機能ONの時にはレンズの手振れ補正のみが有効になり、機能OFFの時には、レンズ及びカメラ本体、双方の手振れ補正がOFFになります。

フォーカスのオートとマニュアルの切り替えは、レンズ側の物理的なスイッチ「フォーカスクラッチ」での操作、カメラ本体側にあるフォーカス切替のスイッチでの操作のどちらでも行えます。

しかし、難点が。。。オートフォーカスでフォーカスのあたりをつけて、その後、マニュアルでピントをシビアに操作するという操作をした場合、オートフォーカスで合わせた後に「フォーカスクラッチ」でマニュアルフォーカスに移行するとピントがズレます。本体側のスイッチ操作でのオートフォーカスからマニュアルフォーカスへの切替では起こらないため、実質「フォーカスクラッチ」が利用できず不便です。(解せない仕様なのでメーカー問い合わせします。)

このレンズのおかげで引退しちゃうかもしれないレンズ

「LUMIX GX8」のキットレンズだった「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6」は引退濃厚・・・。軽量・コンパクトな便利ズームだったのですが、画質に差、広角側2mmの違い、寄りの性能と全て負けてしまいます。

「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8」も怪しい。暗所では活躍しそうですが、より明るい単焦点を持っていくことで解決することも多いので、まさかの引退か!?

「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6」はまだ超望遠域での活躍を見込まれそうですが、出番は圧倒的に少なくなる(=持ち歩かなくなる)ので、ひっそりと引退しちゃう可能性が。。。

人工物を撮るには最適な解像感 – ISO100 38mm f/5.6 1/200s

夕暮れ時の薄暗い中の望遠でここまで写るのはすごい! – ISO100 86mm f/8.0 1/8s

トワイライトの撮影も文句なし – ISO200 21mm f/5.6 3.2s

夜景も問題なし(この日は風が強くて若干ブレ気味) – ISO100 12mm f/5.6 6s

まとめ

これまでのレンズとは違いすぎる高解像度のため、まだまだ使いこなしまでに設定のしがいがありそうです。旅レンズにはやはり最高で、昼間はこれ一本で問題なしです。