LUMIX G9 PRO ハイレゾモードで夜景を撮ってみた

「Panasonic LUMIX G9 PRO」の新機能の一つハイレゾモード。元々は手ぶれを補正するためにセンサーを揺らしていた機構を逆手にとって、絶対にカメラがブレない状況で、センサーをわざと少しずつ(1/2ピクセル)ずらして複数枚の映像を撮ってそのあと1枚に合成するという発想の逆転。2000万画素のセンサーで8000万画素相当の画像を生成してしまうという代物。

その性質上、動いている物体には使えない、三脚などカメラを完全に固定することが必須などと使える状況は少ないのですが、風景写真には心強い機能です。

今回はそんなハイレゾモードを利用して、夜景を撮ってみました。

「Panasonic LUMIX G9 PRO」開封直後の紹介はこちらです。

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東京タワーが綺麗に見えるスポット「世界貿易センタービルディング展望台」

 東京の夜景を綺麗に撮影するスポットはいくつかありますが、浜松町にある世界貿易センタービルディングの展望台「シーサイドトップ」がオススメです。撮影のための好条件が揃っています。
  • 三脚、レリーズの持ち込みがOK
  • 人が比較的少ないため、ゆっくりと撮影できる
  • ビルの中なので寒くない、暑くない、風がない

さらに良い景色を楽しむポイントとして、訪れるのは平日の夕方(日が沈む30分くらい前)が良いです。休日はビルの灯りが極端に少なくなってしまいますし、平日ならば人も少ないです。

また、世界貿易センタービルディングは、2020年に解体が始まるようなので今しかチャンスはありません。

いざ、ハイレゾモード撮影

三脚を利用したり窓際にカメラを置いたりしてカメラを固定し、iPhoneアプリケーションのリモートシャッターを利用しました。LUMIX G9 PRO は低消費電力のBluetoothに対応しているので本体の電源をそれほど気にしなくとも使えるのが魅力です。余計な荷物も減るので一石二鳥。

東京タワーに夕日が重なる瞬間。

ISO100 29mm f/7.1 1/100s – Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

日が沈みマジックアワーが始まり、ビルのライトが灯始めた頃。広角レンズで覗き込むように撮影。

ISO100 8mm f/8.0 1s – Lumix G VARIO 7-14mm/F4.0

別方向の撮影。遠くにスカイツリーも見えます。

ISO400 12mm f/5.6 1s – Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ハイレゾモードで撮ってみた感想

ハイレゾモードで撮影するとき、通常撮影も同時に保存できるため比較してみます。

これまで掲載の写真のように 1280×1920 サイズで出力すると見た目、それほど違いありませんが、白っぽいビルの壁はハイレゾモードの方がノイズが少ない状態でした。ただ、両方の写真の同じ部分を切り取って並べてみると違いは一目瞭然です。

ハイレゾモードの方が繊細です

ハイレゾモードでは1/2ピクセルずらしながら、上、右上、右、右下、下、左下、左、左上と8枚撮ってから合成をするため、動いているものは必ず被写体ブレを起こします。

ただし、ハイレゾモードは電子シャッターを利用するため、各ショットの露光時間は最大1秒となります。なので、絞りやISO感度を調整して適正な露出設定をする必要があります。私はF値固定が場合が多いので、ISO感度の調整をメインにしました。若干露出アンダーで撮影し、現像で暗部を持ち上げると綺麗な夜景になります。

各ショットで1秒のシャッタースピードとなると、撮影には8秒かかるため、車のライトの光などは流れてしまいます。綺麗に撮れないだろうなと思っていのですが、不自然なく光跡が残っているのは嬉しい誤算でした。

不自然ではない光跡、ガラスによる光の反射のほうが気になります

また、夜景撮影では絞って(F値を大きくして)、ライトの光条を狙うことも多いのですが、ハイレゾモード撮影との相性は良くなさそうです。ライトの明かりが小さい時はそれほど問題ないのですが、大きいライトの大きな光条だと、光条自体のぼやけが目立ってしまうためです。

まとめ

「Panasonic LUMIX G9 PRO」ハイレゾモードで夜景を撮って見ました。意外と良い結果が得られたので、使ってみてはどうでしょうか?